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Posted by ミリタリーブログ  at 

2013年12月13日

MHG

モジュラーハンドガン(MHG)ウェポンシステム。ストックをつけてPDWとして運用することを想定した軍用/司法機関向け大型拳銃。9x19mmから.45ACPを使用可能。ストライカー撃発、ロータリーバレルロッキング・ショートリコイル方式。全長196mm以下、重量655g以下(空マガジンあり)。スライドはアルミ合金製、バレルはチタン合金製、フレームはポリマー製、ボルトは鋼鉄製、マガジンは鋼鉄製。ストックをつけた重量は950g以下。















ストックの動作
https://www.youtube.com/watch?v=CNbW58D6Xm4  


Posted by イグアス・ツェペルト  at 19:06Comments(0)妄想ハンドガン

2013年12月05日

Modular HandGun

久しぶりの更新となります。
今回はモジュラーハンドガン計画の記事です。
この計画は
1.軽量なハンドガンであること
2.LE/Mil仕様であること
3.命中精度に優れること
4.拡張性に優れていること
を目標に設計されています。

仕様概要は
196mm以下
600g以下
9mm~.45ACPが使用可能であること
ベレッタM9と同程度かそれ以上の精度を有すること
特殊作戦での使用を想定すること(消音器や過酷環境での作動性)
司法機関でのメインアームとなりえること




solidworksでエディットしてあります。質量計算によると重量は550g程度、195mmの全長です。銃身長は98mm程度(3.85in)。ダブルカラムマガジンを備えます。
スライドはアルミニウム合金製、フレーム等はポリマー製です。バレルはベータチタン合金の冷間鍛造が可能であればチタンでの製造に挑戦してみたいです。

作動方式はショートリコイル・ロータリーバレルロッキングです。バレル後退量は約9mm、スライド後退量は約60mmです。
ロータリーロッキングは弾丸とライフリングが噛み合うことで発生する回転トルクを打ち消すようにして作動させられるため、スライドの重量を減らすことができます。またバレルは銃身軸上にしか動かないため、高い精度が期待できます。この銃はエジェクションポートのリセスで噛み合うのではなく、ライフル銃のような独立したボルト(鋼鉄製:SUS鋳造など)を有しており、そこで応力を受け止めます。これはリセスで噛み合うと隙間からの異物侵入が多くなり、作動不良の原因になるという実験結果を踏まえたものです。また、バレルエクステンションを備えているため、フィードランプの傾斜が緩やかな角度になっており、給弾が従来に比べてスムーズになっています。バレルエクステンションはバレルに捻じ込んだあと、イモネジで緩み止めと角度調節が施されます。バレルの位置合わせはスライド先端のピンと、バレルの平面の噛み合いで行っています。

ボルトはプランジャー式のエジェクターを備えます。エキストラクターとの関係から、斜め45度に薬莢は飛ぶはずです。

フレームとグリップは完全に分離可能で、用途によって交換したり、体格や手の大きさに合わせて事細かくチューニングすることができます。また、将来なんらかの拡張を行う際、簡単に改造を行うことができます。ユーザーにはグリップ部の3D図面をホームページから配ることで、グリップを容易に自作することができます。固定はピンによって行います。このグリップ部は例えばグリップセフティのようなものを組み込み、それをレーザーサイトやフラッシュライトのスイッチとして使うことができるでしょう。


撃発はSAO、ストライカー方式で行います。グロックのようなセーフアクションにはなっていません。また、AFPBは省いてあります。一方でサムセフティを備えており、エキスパートシューターに満足してもらえるようなトリガー機構になっています。グリップとトリガーの距離は約68mmと、M1911とほぼ同等の引き心地です。

スライド後部にはコッキングインジケーターを備えており、銃がホットな状態であることを触覚的、視覚的に知らせます。
スライド最後部のセレーションは盛り上がっており、オーバーザスライドメソッド、スリングショットメソッド両方の操作でアクセスできるようにしてあります。
マガジンキャッチはXDMに酷似している、アンビタイプです。
分解はトリガー付近にあるディスアッセンブリレバーを引き下げることで行います。ストライカーの分解にはボルトとスライドの分離が必要です。
サムセフティをオンにすると、スライドは後退できなくなります。これはホルスターに収納する際の誤操作を防ぐためです。

フロントサイトはドブテイルになっており、スライドと結合させたあと、イモネジで固定します。リアサイトも同様にドブテイルにスライドさせたあと、M3ネジで固定します。高さは約10mのところに狙点は合わせてあります。3ドットを採用しており、トリチウム入りです。

この銃にはタクティカルカービン化用の専用アクセサリーがありますが、それはまた次回。  

Posted by イグアス・ツェペルト  at 00:36Comments(0)妄想ハンドガン

2013年10月03日

今度のものはセルフローディングハンドガン

こんばんは。
今回の妄想はハンドガンです。ハンドガンは主に自衛、警備、秘匿携帯用に使われる低威力の武器です。その優先度は低いため、軍用ではあまり重視されてきませんでした。しかし近年、CQB技術が発達し、特殊部隊コミュニティやLEといった屋内戦闘を経験した人々からその有用性が再認識される機会が多くなりました。

今回デザインの主眼に置いたのは、軽量であること、完全なアンビであること、高信頼性であること、高い命中精度を有することです。大きさなどはあえて二の次と考えました。命中精度を重視したのは、そういった数字上のスペックそれ自体が武器としての信頼性、安心感に繋がると思うからです。実戦ではマークスマンシップなんて意味ないと言われるかもしれませんが、非常に高度な技術をもつ人間にとって弾薬の威力以上に精度は大切なのではないでしょうか。この銃なら当てられる、そういう心理は一種プラシーボ効果のように作用すると考えます。

アンビは拳銃においてかなり重要なファクターです。なぜならハンドガンを抜かなければならないということは突発的で、差し迫った事態に直面しているということです。その際に常に利き手で操作できるとは限りませんし、片手で操作する場合もあります。そのような高いストレスと制約がかかった状態で、スムーズかつ正確にドロウから射撃動作を完了させられる銃こそが、優れたハンドガンだと思います。そのためにアンビはマストなのです。

デザインするに当たってベースとしたのはXD-Mとグロック17です。これらの銃の操作性は特に優れていました。それにコックアンドロック機能とロータリーバレルロッキングを追加して、調整した結果が以下です。



どこかで見たようなデザインですね(笑) 全長は約200mm、銃身長は4.5inです。撃発にはSAOストライカー方式を採用しています。


ストロークは少し長めに約55mm。安定した作動を確保するためと、作動方式の関係で長くなりました。トリガーには定番のトリガーセイフティ。グリップにはサムレストを兼ねるアンビディクストリウスのサムセイフティがつきます。C&Lで携帯するためです。サムセイフティはM1911のようなスライドロックも備えており、ホルスターに収納する際にスライドが引っかかっても後退することはありません。
全体的になるべくスナグプルーフを意識してデザインしています。

スライド内側です。ロッキングラグがドンとあります。これはスライドに固定されており、回転等はしません。この部分のみで応力を受け止めるため、スライドはアルミでもポリマーでも大丈夫だと思います。エジェクターはプランジャー式です。このロッキングラグ全体を引き抜くことが出来、交換できます。口径は9x19mmです。

バレルの内側です。ロッキングラグが見えます。バレル全体が軸線上に回転することで、噛み合いが解除されます。原理はPx4やクーガーなどと同じです。ティルトバレルロックは上下にバレルを動かすため、理論上は精度がロータリーバレルロックに比べ落ちます。

分解図。スライド、バレル、スプリングガイド、スプリングガイドハウジング、フレーム、マガジン、グリップに分解できます。グリップはハンマーストラットを収納する必要がないため、全体が交換可能となっています。フレームはポリマー製です。

セレーションはFN 5-7のように最後部が少し出っ張ってます。引きやすさを重視した結果です。

スライド後部にはコッキングインジケーターがつきます。リアサイトは交換可能なものです。

フロントサイトはドブテイル式です。

かなり未完成な部分がありますが、こんなデザインの銃作ってみたいです。
↓skpデータ
https://docs.google.com/file/d/0B__XTmUtpmNTMFJZYjg3TW01QUk/edit?usp=sharing

ご意見ご感想お待ちしてます。適当なコメントもお待ちしてますよ。  

Posted by イグアス・ツェペルト  at 22:30Comments(0)妄想ハンドガン